DVDや動画の管理ソフト
Last update 2019-05-02 13:59:28
ハイビジョンビデオカメラやデジカメで撮影した動画や写真、音楽などバックアップにDVD-Rやブルーレイを使用しているのですが、あまりにファイルの数が多くなりすぎて、また、DVDやブルーレイの枚数も多くなり、どこに何があるかわからなくなって管理に困っていたのですが、最近素晴らしいソフトを見つけました。
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目次
今まではテレビ番組の録画したブルーレイは、枚数が多くなりすぎてしまったのでDVDファイルケースだと追いつかないので、このように無印良品で購入したDVDより少し大きめの半透明のケースに、入れています。
探すのが大変なんですけれど、安価に非常にたくさんの枚数を1つのケースにしまうことができるので、重宝しています。
DiskCatalogManager
と、ごまかしごまかしこれらの方法でパソコンのファイルや動画などをバックアップしていたのですが、先日とうとうHDDの調子が悪くなってしまって・・・。
急遽HDDに保存している動画や写真などをブルーレイにバックアップする必要に駆られたのですが、あまりに量が多いので管理するいいソフトがないかな。と探してみたところ、DiskCatalogManagerという超便利なDVD・ブルーレイ・HDD管理ソフトを発見しました。
このソフト、何がすごいって、内蔵HDDや外付けHDDをはじめ、DVD-RやBD-Rに保存したファイルをデータベース化してくれるところ。
単にデータベースとして保存するだけでなく、画像や動画はサムネイル化して保存してくれるんです。
まさに待ってました!のソフトウエア。
プロのカメラマンや、子供や家族の写真を大量に撮影している人、ヤフオクに大量に出品しているショップやネットショップを運営している人など、「あれ?あの写真、どこに保存したっけ?」なんて人におすすめのソフトです。
単にサムネイル化するだけなら、Picasaなど画像管理ソフトはたくさんあるのですが、このDiskCatalogManagerのすごいところは、DVDやブルーレイのようなパソコンに接続されていないディスクをデータベース化するところ。
ソフト名の通り、カタログ化してくれます。
使い方
使い方はすごく簡単。
まずは、写真や動画などをバックアップしたDVDやブルーレイをパソコンのドライブにセットします。
DiskCatalogManagerを起動したら、画面上にある「保存」ボタンをクリックします。
カタログ化したいドライブを選択します。
DVDやブルーレイのようなディスクだけでなく、内蔵HDDや外付けHDD、USBメモリなどWindowsが読み込めるメディアであれば、なんでもデータベース化して管理することができます。
DVDドライブを選択すると自動的にディスクの名前が取得され、カタログ名として入力されます。
このままでもいいし、もっとわかり易い名前でもOK。
あまりにディスクがたくさんある場合は、探すときに楽になるようにコメントや、タグを指定しておくといいかも。
「サムネイル」タブをクリックすると、サムネイルに保存される画像のサイズを選択出来ます。
サイズを大きくすればするほどあとからわかりやすくはなりますが、データベースのファイルサイズがすごく大きくなるので注意が必要。
ディスクの内容にもよりますが、10枚ぐらいで100MBぐらいになります。
データベース化するのには非常に時間がかかります(ディスクの内容によります。写真の枚数が多いと時間がかかります15分から1時間ぐらい)。
なので、処理が終わったあとの設定もできます。
「カタログを作成後、データベースを保存する」にチェックを入れておくと、自動的に保存してくれます。
長い時間かけてデータベース化しても、途中でパソコンの調子が悪くなって保存できなかった!なんてことにならないように、ここはチェックを入れておいたほうがいいかも。
「OK」ボタンをクリックすれば、データベースの作成が開始されます。
データベースの進行状況は、このように棒グラフで表示されます。
データベースが完了し、ファイルが保存されるとこのようなボタンが表示されるので、「OK」をクリックします。
引き続き別のディスクをカタログ化する場合は、「はい」をクリック。
「いいえ」をクリックしても、今の手順で実行していけば次々ディスクをデータベース化してくれます。
「写真」とか「動画」とか「音楽」のようにディスクにタグを付けておくと、枚数が増えた時でも目的のディスクをすぐに探せます。
先ほどの設定のようにデータベース化が完了したら自動的に保存するようにしておけばいいのですが、そうでない場合は「保存」ボタンをクリックして必ずデータベースを保存してください。
あとは、ディスクの方にもディスク名を書き込んでおけば、OK。
更に100円ショップで購入したケースに閉まっておき、ケースの外側にどんなディスクが入っているか記入しておけば、探すのも楽なわけです。
動画見るとわかると思うのですが、エクスプローラーなどのサムネイルより表示がすごく速く、画像を探すのもすごく楽。
動画や写真だけでなく、サムネイル化は出来ないものの音楽ファイルやすべてのファイルをデータベース化することができます。
DiskCatalogManagerの弱点
動画・写真・DVD・ブルーレイ管理ソフトとしては最強のソフトと言ってもいいDiskCatalogManagerですが、弱点もあります。
まず、すべての画像・動画がサムネイル化できるわけではなく、画像はJPEGやGIF。
動画はAVIやWMV、MPEGなど。
残念ながらPNGやFLV、ハイビジョンビデオカメラから取り込んだM2TS、MPEG4などは出来ないっぽい。
これらの動画形式もサムネイル化出来たら、完璧なんだけれどなぁ・・・。
検索機能が貧弱
Picasaのように検索機能が豊富ではありません。一応検索機能はあるものの、サブフォルダ内まで検索できないので、検索機能は殆ど無いと思ったほうがいいかも。
そのため大量のテキストファイルのバックアップをしている人には、あまり向いていないかも。
あくまでも視覚的にどのディスクにどんなファイルが保存されているか、把握しておきたい人向けのソフトウエアですね。
エクセルで管理
映画などのブルーレイは、このように100円ショップで購入したDVDケースに入れています。
背面に数字が書かれていますが、これはどのケースにどの映画のブルーレイが入っているかを管理するため。
エクセルでもいいのですが、パソコン内に保存するとパソコンが壊れた時にデータが全て消えてしまう可能性があるので、私は、googleドキュメントのスプレッドシートを使っています。
このように「ブルーレイ 映画」というタイトルで保存。
中身はこんな感じ。
映画のタイトル、TV版を録画したものか、ブルーレイ版か、そしてDVDケースの番号。
このようにしておけば、いちいちたくさんあるケースの中から見たい映画を探す手間が省けます。
バックアップ用のディスク
問題はHDDのバックアップ用に作成したDVDやブルーレイです。
1枚に数百、数千のファイルが収められているので、いちいちファイル名をエクセルなどデータベースに入力するわけにもいかないし・・・。
なので、エクスプローラーでサムネイル表示させたものをプリンターで印刷して、DVDやブルーレイと一緒にはさんで保存しています。
ただ、ブルーレイクラスの容量になると、写真だと数千個クラスになるので、もはや1枚の紙に印刷できるレベルではないので、そこが悩みの種です。
まとめ
1枚のディスクをデータベース化するには時間がかかりますが、1度データベース化したら、あとはすぐに表示させることができるので、それほどめんどくさいという感じではないですね。
注意点としては、データベースは「dica」という拡張子で保存されるファイルなのですが、せっかく時間をかけて作成したデータベースも、なくなってしまえば台無しになってしまうので、日頃からデータベースファイルをインターネット上などクラウドサービス上に保存しておくこと。
今までバックアップしなきゃ・・・とは思いつつ、ディスクの管理が面倒で後回しにして来ましたが、このソフトのお陰でバックアップがかなり楽になりそうです。
最終更新日 2019-05-02 13:59:28
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投稿日:2013-01-18 | | |