第2世代 Core i3 i5 i7 搭載ノートパソコンで動画編集
Last update 2011/08/21 18:47
以前からノートパソコンでハイビジョン動画を編集したい。という要望は高かったんですけれど、なかなかスペック的に厳しいものがありました。が、2011年1月に登場した、第2世代Core i5の登場、そしてノートパソコン用のCore i5 2410Mなどの登場によって、ノートパソコンでも動画編集が簡単にできるようになりました。
第2世代Core i5やCore i7は、動画編集用にチューンナップされたCPUで、「インテル® クイック ・シンク・ビデオ」を搭載。
このインテル® クイック ・シンク・ビデオに対応したビデオ編集ソフト(以下を参照)を使って編集すると、重いハイビジョン動画でもあっという間に編集・エンコードできてしまう、まさに動画編集向けのCPUなわけです。
クイック・シンク・ビデオ対応ソフト
ハイビジョン動画の再生にも
それだけじゃなくて、動画再生支援機能もCPUに搭載しているため、HD動画の再生や、YouTubeの高画質な動画もスムーズに再生できてしまうと、少し前なら20万円近くもするようなスペックのノートパソコンが、5万円前後で購入できるように!!
今までは、動画編集というとデスクトップというイメージがありましたが、今後はノートパソコンでという人も増えてくるかもしれません。
ノートパソコンであれば、持ち運びも出来るので、撮影したらその場で編集。なんて事も夢ではないかもしれませんね。
第2世代Core i
さて、今回はハイビジョン動画を編集できて、なおかつ安いノートパソコンを紹介したいと思うのですが、ポイントはズバリ「CPU」。
人間で言う頭脳の部分ですね。
これが「Core i5 2410M」という製品が、今回注目する動画編集が楽々出来るノートパソコンになります。
まだ登場したばかりなので、Core i5 480MというようなCPUを搭載したノートパソコンもありますが、2410Mのように4桁の数字が第2世代Core iになります。
第2世代Coreには、Core i7とCore i5、そしてCore i3の3種類がありますが、数字が大きい程(i7)高性能になりますが、値段も高くなります。
おすすめなのは、それほどか格も高くないかわりに性能がすばらしい、Core i5。
動画編集はやらないよ。なんて言う人は、Core i3でもいいかもしれませんが、ノートパソコンで動画編集をやる場合は「Core i5」がおすすめです。
上が、Core i5 2410Mを搭載したノートパソコンです。
一部Core i3もありますが、これはオンラインショップで注文する時にカスタマイズでき、Core i5に変更可能です。
※背景が■色のものは、おすすめの機能、もしくは性能を示しています。
モニターの大きさ
続いて重要なのが、モニターの大きさです。
ハイビジョン動画は、フルハイビジョンになると1920×1080にもなるため、画面が大きく高解像度でないと本領を発揮できません。
また、動画編集時も画面が大きければ大きい程、作業しやすいので本格的に編集をするのであれば、15インチ以上になります。
ただし、必然的に大きく、重くなるため、持ち運びはしずらくなります。
残念ながら上で紹介した製品は、最大でも15.6インチでフルハイビジョンには対応していませんが、WXGA (1366x768)なのでハイビジョンには対応しているので、動画を見る分には問題はないでしょう。
フルハイビジョン対応のノートパソコンは、ショップ系のノートパソコンが対応しています。
値段も7万円前後からなので、十分お買い得だと思います。
フルハイビジョン対応のよいところは、高解像度なので画面が広く使える(文字やアイコンが小さくなってその分、多く表示される)ことです。
動画編集や画像編集の場合は、画面は広く使えた方がいいので、フルハイビジョン対応のノートパソコンの方が使いやすいでしょう。
また、エクセルでも広く使えると使いやすいかもしれません。
デメリットとしては文字やアイコンやボタンがその分小さく表示されるので、年配の人には見にくいと言うことでしょうか。
私もそろそろそういった年齢にさしかかってきていますが・・・・笑
もし、いろいろな場所で使いたいのであれば、Aspire
Timeline X 3830T AS3830T-N54Dの13.3インチ(重さ1.8kg)がおすすめになります。
今のところ2キロを切る製品は、上の中ではこの製品だけです。
動画編集もやりたいが、仕事場と家とで使いたい場合や、屋外で気軽にネットさーフォンをしたい場合は、2キロ以下でないと本領を発揮できないでしょう。
HDMIでテレビに繋げる
最近のノートパソコンは、外部モニターに接続するHDMI端子がついているものが多くなってきました。
このHDMIが搭載されているノートパソコンは、別のデスクトップ用のモニターや液晶テレビに繋げて使うことが出来ます。
そのため、大画面で映像を楽しんだり、パソコンの操作をすることも可能です。
ハードディスク
ハードディスクの容量も重要な要素です。
ハイビジョン動画は、たった5~6分の映像でも1GBにもなってしまうため、ノートパソコンで編集しよと思ったら、最低でも500GBは必要でしょう。
逆にネットサーフィンやオフィスを使ったデスクワークがメインの使い方であれば、250GBのものでも十分かもしれませんが、動画編集メインであればハードディスクの容量は多ければ多い程いいでしょう。
ブルーレイドライブ搭載
ハイビジョン動画をそのままの画質で保存したい場合は、DVDでは不可能です。
そのためブルーレイへの保存が必須になります。
また、いくらハードディスクが500GB以上あっても、すぐに満杯になってしまいます。
そのため、動画編集をノートパソコンでやりたいのであれば、ブルーレイドライブは必須でしょう。
私のようにデスクトップパソコンにブルーレイドライブがついている場合は、LAN経由でデスクトップパソコンへファイルを移動させてブルーレイに保存することも可能ですが、めんどくさい。笑
そのため、ハイビジョンビデオカメラを繋げてパソコンに取り込む場合は、ブルーレイドライブ搭載機が断然おすすめです。
注意しなければならないのは、ブルーレイドライブ搭載と書かれていても、書込が出来ないドライブもあることです。
上で紹介した製品で「BD-R書込」の製品は、書込に対応している製品です。
もしブルーレイドライブ搭載していないノートパソコンでも、外付けのブルーレイドライブを繋げればBD-Rへ書き込むことが出来ます。
ただしその場合、外付けのブルーレイドライブが必要になってくるのと、ノートパソコンを持ち運んで使う場合は、取り付けたり取り外したりが面倒なことでしょうか。
ブルーレイドライブ搭載ノートパソコン
USB3.0搭載
最近は、USB2.0の約10倍の転送速度といわれているUSB3.0が主流になってくると思います。
現在はまだUSB3.0に対応したハイビジョンビデオカメラはないみたいですが、ビデオカメラからパソコンに転送する場合に転送時間が短縮されます。
また、SDカードリーダーでは対応している製品があるので、デジカメからの転送もかなり短縮されると思います。
さらに、外部HDDに接続したり、外部ブルーレイドライブに接続する場合も、対応製品を繋げることによって本領を発揮するでしょう。
まとめ
私は現在(2011年8月)、数年前組み立てたCore2Duoを積んだデスクトップパソコンを使用しているのですが、そろそろ新しいデスクトップパソコンにパワーアップしようかな。なんて思っていたのですが、第2世代Core
i5のノートパソコンで、価格が10万以下の製品が大量に登場してきたので、ノートパソコンでいいんじゃないの?みたいな気がしてきました。
第2世代Core i5はクイック・シンク・ビデオという動画編集のエンコードにかかる時間が3倍以上短縮される強力な機能が追加されているのと、ビデオカードを取り付けなくてもCPU自体に動画再生機能などを搭載した、まさに動画編集をメインに行いたい人にとってはうってつけのCPUです。
今までは、そういったことをノートパソコンでやろうとすると、20万から30万近くかかっていたのですが、5~7万円程度のノートパソコンで実現できるようになった今では、もうノートパソコンでいいんじゃないか。なんて気にさせてくれます。
特に私の場合は、会社でもそういったことが出来るので、家で出来なかったことを会社でやりたい場合や、気分を変えてマクドナルドなんかで行いたいときにもぴったりですよね。
ちょっと奮発して、購入してしまおうかな・・・
ちなみに私が狙っている製品は、 う~ん。
ブルーレイドライブが搭載されていて、USB3.0対応で・・・7万円以下の製品ってとこでしょうか。
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Yahoo!ブックマークに登録 2011/08/21 18:47 | | |