VideoStudioハイビジョンビデオカメラからパソコンへ取りこむ
Last update 2007/10/30 05:09
HDVのハイビジョンビデオカメラであれば、特別なソフトを使わなくてもiLinkで繋げればパソコンに映像を取り込むことができます。
AVCHDよりHDVに有利な点があるとしたら、AVCHDよりも歴史が古い分、規格として安定しているという点でしょうか。
今後AVCHDが普及していくのでしょうが、まだまだどう動くか見えないという不安定さがAVCHDの弱点と言うことになります。
さて、特別なソフトを使わず、WindowsXPとマイクロソフトが公開しているWindows ムービーメーカー(WindowsXP SP2がインストールしてあればデフォルトでインストールされている・・・はず)を使えば、iLinkを繋ぎさえすれば映像をパソコンに取り込むことができます。
【 参照 】 Windowsムービーメーカーでハイビジョンを取りこむ
Windowsムービーメーカーで取りこんだ動画を編集する
ただし、そのためには「HDVをDVに変換」して転送しないといけません。
HDVタイプのハイビジョンビデオカメラにはたいていHDVをDVに変換して出力する機能が備わっているので、カメラの方の設定を切り替えれば対応できます。
【 参照 】 ビデオカメラの設定HDV
ところが、 VideoStudioのようなソフトを使用すれば、HDVをHDVのまま転送できます。
また、Windows ムービーメーカーでは簡単な編集と、圧縮しかできませんでしたが、VideoStudio10のような動画編集ソフトを利用すれば、多彩な編集が可能ですし、WMVやDivXのようなMPEG4コーデックを使用してファイルサイズを小さくしたり、DVD-Videoを作成したりすることも可能です。
今回は、HDVタイプのハイビジョンビデオカメラからパソコンに転送させる方法を紹介します。
HDVハイビジョンビデオカメラからパソコンに繋ぐには
まずはじめに、HDVのまま転送するのか、DVに変換して転送するか決めなくてはなりません(VideoStudio10では、両方に対応しているのでどちらでもいいのですが)が、じゃぁ、どう違うのか。なんですけれど、
HDVとDVの違い
簡単にいってしまえば、ほとんど変わりません。(笑)
なんか後から誕生した規格のHDVの方が高画質のようなイメージがあるかもしれませんが、変わりません。
というか、HDVはDVよりさらに映像を圧縮させた規格なので、DVの方が画質が悪い・・・ということは無いでしょう。
私も、何度も何度もHDVで取りこんだりDVで取りこんだりしましたが、全く差はありません。
元々デジタルなんで、アナログのようにコピーするたびに画質が劣化する・・・という概念はすでに過去のものになっています。
HDVにしろDVにしろ、コピー(ダビング)したら、コピー元と全く同じものができあがるだけです。
言うなればクローンでしょうか。
ただし、パソコンに取り込んだ後のファイルサイズが違ってきます。
HDVで取りこんだ場合は、「MPEG2」というコーデックで圧縮されます。
HDV自体がMPEG2で圧縮されているので、まさにそのままコピーする感じですね。
ところが、DVに変換した場合DV-AVI形式で保存すると、AVIという無圧縮(無圧縮じゃないんだけれど、イメージ的に無圧縮という意味)で保存されるため、ファイルサイズが大きくなります。
とはいえ、HDV→MPEG2の場合でも、ビットレートが25Mbpsというとんでもない高ビットレート(映像情報の多さ。数値が大きい程データが詰まっているため高画質。ちなみにDVD映画等は最大でも9Mbps)なので、それほど差があるというわけではありません。
映像の内容によって違ってきますが、DV-AVIの方が1.0~1.2倍程度大きくなるようです。
それと、DV-AVIで取りこむと、撮影中録画停止ボタンを押したり、電源を切ったりするデータを取り込み時に判別して、別々のファイルに保存します。
にたいして、HDVの場合は、キャプチャー停止ボタンをクリックするまで1つのファイルとして取りこまれます。
編集するときに、いちいちシーンをスキャンしなきゃならないので、こった編集をしたい場合は「DV」で取りこんだ方が都合がいいでしょう。
逆に、保存するために取りこんだりする場合は、HDVで取りこんだ方がファイルがごちゃごちゃにならない分楽でしょう。
この辺は、2~3度取りこむとどういう映像でどっちにした方がいいかコツがわかってくると思うので、それほど気にする必要はないでしょう。
ハイビジョンビデオカメラとパソコンを繋ぐ
まずは、「パソコンと繋ぐiLinkとUSB」を参考にして、ハイビジョンビデオカメラとパソコンをiLinkで繋いでください。
なお、たいていiLinkは別途購入しなくてはなりません。
2~3mで1000円以下で売っているので、パソコンに取りこみたい場合は必ず用意しておいてください。
AV端子に出力することもできますが、画質がかなり劣化します。
以下は、HDVで取りこむ方法、DVで取りこむ方法の両方を紹介します。
HDVで出力するか、DVで出力するかのカメラ側の設定は、「ビデオカメラの設定HDV」を参考に。
HDVのまま取りこむ
HDVで取りこんだ場合のメリットは、ファイルが多少小さくなるのと後は、色々なソフトがMPEG2に対応しているので、VideoStudio以外のソフト、たとえばTMPGMpegといったソフトでも扱える点でしょうか。
Windows XPでは、HDVには対応していません。
なので、 VideoStudioを立ち上げておく必要があります。
起動したら、「 VideoStudio」をクリックします。
※ すべての画像はクリックすると拡大表示されます
画面上部の「キャプチャー」をクリックし、画面右下の「ビデオをキャプチャ」をクリックします。
HDVのまま転送させる場合は、左の画像のような画面になります。
ソースは、現在接続されているビデオデバイスの一覧です。
ビデオカメラ以外にも、WebカメラやTVキャプチャボードが接続されていると、そうした周辺機器もここに表示されるので、ハイビジョンビデオカメラを選んでください。
キャプチャ形式は、パソコンに保存するファイル形式です。
HDVの場合は、MPEGしか選択できません。
保存先は取りこんだ映像を保存するフォルダを選択します。
ハイビジョン映像は、20分当たり4GBほどになります。
余裕のあるHDDを選択しておいてください。
「キャプチャを開始」をクリックするとキャプチャーがはじまります。
あらかじめキャプチャーしたい部分まで巻き戻しておいてください。
キャプチャ開始ボタンをクリックすると、自動的にカメラの方も再生されます。
DVに変換してとりこむ
DVに変換して出力するには、ビデオカメラの基本設定の「i.LINK DV変換」を・・・
「入」を選択すると、「HDV→DV」に変換されて出力されます。
パソコンに繋いだ状態で、カメラのこの機能を切り替えると左のようなアラートが表示されます。
「はい」を選択すると有効になります。
DVをVideoStudioで取りこむと、左の画像のような画面になります。
HDVで取りこむ場合の違いは、「キャプチャ形式」がMPEG以外にAVIやWMVで取りこむことができます。
それと、録画をストップした部分でシーンを区切ってファイルを分割して保存します。
ハイビジョン画質をそのままとりこむには、「DV」もしくは「AVI」で取りこみます。
ただし、画質を犠牲にしてもファイルサイズを小さくしたい場合は、MPEGやWMVで取りこんでよいでしょう。
左の画像が取りこんだ後の画面です。
このようにシーン(録画をストップした部分)を区切りとして、一覧表示されます。
AVCHDと比べてHDVやDVの弱点は、再生速度以上のスピードで取りこむことができないと言うことです。
1時間撮影した映像は、パソコンに取り込む場合にも1時間かかってしまいます。
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