Sony HDR-HC3
Last update 2007/05/14 17:33
Sony HDR-HC3
HDR-HC1との比較
左の写真は、左からSony HDR-HC1、中央がHDR-HC3、一番右が今まで使っていたスタンダード画質のビデオカメラCanon FV300です。
こうしてみると一目瞭然。
HC1との決定的な違いは、大きさです。
ハイビジョンを小型カメラで撮影出来ると話題を呼んだHC1ですが、HC3から見ればまだまだ大型。
特に、今回は大容量バッテリーをつけた状態なので、非常に重い。
ところが、HC3はHC1の後継機種とは思えない程、超小型化。
画質はほぼ変わらないので、この差は大きいかもしれません。
画質
画質に関しては、文句の付け所がないぐらいハイビジョン画質を満喫出来ます。
スタンダード画質との比較でも紹介しましたが、ひと言で言ってしまえば、
NHKの番組の紹介時に流れる、BSハイビジョン放送のCMと変わらない画質が家庭で再現出来る。
って感じでしょうか。
操作性
各設定は、液晶に表示されたメニューをタッチパネルで決定します。
この辺は、HC1と同じですね。
ただ、HC1では、設定したあともメニューが表示されたままですが、HC3の場合は何かを設定すると画面が常に撮影用の状態に戻ってしまうので、起動時自分なりの設定をしたいときにちょっと不便かな。程度の違いはありますが。
それと、HC1の時はフォーカス用のダイアルが、かなり大きかったんですけれど、HC3ではかなり小さく納められていて、他のブログ等でも書かれていますが、液晶ファインダーを開いた状態だと、手探りでこのダイアルを捜すのが非常に難しい・・・。
たまにフォーカスをマニュアルで操作したいときがあるので、ちょっとその点が×。
記録メディア
HC3は、記録メディアとしてMiniDVを使用します。
これに関しては賛否両論でしょう。
まぁ、MiniDVがいやならHDDタイプやDVD-Rを選べばいいだけのことですが、MiniDVとHDDやDVD-Rとの違いは、MiniDVが記録方式にHDVを使用しているのに対して、HDDやDVD-Rの場合はAVCHDという比較的最近できた記録方式を使用しています。
安定性と、普及率からいえばMiniDVを使用するHDVに一日の長がありますが、AVCHDは記録メディアにテープを使用しないので、頭出しやインデックス表示が可能と、使いやすさに関してはこちらに軍配があがるでしょう。
とはいえ、MiniDVは非常に安価なのと、DVD-Rと違って何度も使える点が魅力。
私自身の今のところの感想としては、私のように頻繁に(いまのところ1~2日に10~20分は撮影している)撮影するような使い方の場合は、MiniDVはむいているかもしれません。
また、MPEG2で記録した映像は、非常に高画質です。
値段・価格
ハイビジョンビデオカメラの購入時、一番迷うのは金額の高さでしょう。
最新のハイビジョンビデオカメラは、15~20万程度します。
スタンダード画質カメラは3~7万程度で購入出来ることを考えると、ちょっと躊躇しまうかもしれません。
ただし、室内でのハイビジョン画質とスタンダード画質の比較を見れば、あえてスタンダード画質のカメラを買う必要はないでしょう。
それほど、画質の差は決定的です。
ただし、オークションを捜せば、1世代前、2世代前のハイビジョンビデオカメラが半額から1/3程度の値段で出品されています。
実際、私もHC3はオークションで中古を購入したんですけれど、6万円で購入出来ました。
だいたい、今現在は6~7万円程が相場のようです。
編集
編集に関しては、HC3がどうのこうのというよりは、HDVかAVCHDかによって違ってきます。
HC1やHC3のようにHDV方式のビデオカメラに関しては、iLinkで接続してWindows ムービーメーカーか専用のビデオ編集ソフトを使用して取り込み、編集をおこないます。
詳しい編集については、パソコンで編集を参考にしてください。
サンプル映像
HC3のサンプル映像に関しては、このサイトでも様々な状況で撮影したものを公開していきます。
比較で紹介している動画・静止画はすべてHC3(一部HC1)になります。
圧倒的な高画質を堪能してみてください。
大きさ
缶ジュースと比較
左の画像は、HC3と350mlの缶ジュースとの大きさの比較です。
大きさ的にほとんど変わりません。
厚みも、こんな感じ。
バッテリーをはずしたときの重さは、約500g。
500mlのペットボトルより少々軽いぐらい。
|
2007/05/14 17:33 | | |