SONYのハンディカムHDR-HC1
Last update 2007/04/21 13:44
Sonyのハイビジョンビデオカメラの爆発的なヒットの第一歩となった、ハンディカムHDR-HC1を入手したので、いろいろさわってみたいと思います。
まずはレンズから。
大きく見えますが、実際のレンズは奥の小さな(?)穴。
HC3と違って大きなフードカバーが特徴ですね。
外部機器への接続端子です。
左から、iLink、USB、コンポーネント(D端子)、A/V端子。
で、そのさらに右隣が電源コード取り付け口となります。
電源を切った状態で電源コードをつなげると、自動でバッテリーに充電されます。
また電源コードを取り付けた状態であれば、バッテリーを取り付けなくても操作することが出来ます。
HC1の特徴が、この一眼レフカメラ並みの大きなダイアル。
デフォルトでは、ズームを調節することが出来ますが、設定次第でフォーカスをあわせたり出来るようです。
一眼レフデジタルカメラを使っている人ならわかると思いますが、よっぽどフォーカスが合わない。という場合を除いて、すべてオートだと思いますが・・・。
ソニーのハンディカムは、このタッチパネルが特徴です。
矢印キーであれこれいじるよりは、設定しやすいかも。
HC1はMiniDVテープに映像を記録します。
ここが取り出し口。
爪を引くと、パカッと開き自動でカセットが飛び出すようになっています。
CANONのDM-FV300もそうでしたが、何となく壊れそうな気も・・・。
これがminiDV。
安いところだと一本あたり200~300円で売られています。
1時間程撮影できますし、もちろんDVD-Rと違って重ね取りもOKなので、ランニングコスト自体は安いでしょう。
ただし、巻き戻しに時間がかかる・・・。
CANONのDM-FV300との比較。
大きいですね。とくに、このHC1にはバッテリーの一番大容量のものをつけているので、よけい長いし・・・重いです。
HC3も加えてみました。
こうしてみるとHC3がいかに小さいかがわかりますね。
使った感想
どうしても、ハイビジョンビデオカメラだと、感想としては圧倒的な高画質が目に付いてしまいますが、他のビデオカメラと比べた感想を。
まず、大きいです。(笑
そしてずっしりとした重さがあります。
子供の運動会の撮影や、キャンプのような長時間の撮影だと女性には厳しいかもしれません。
それと大きいので、持っていくときにかさばりますし、すぐに取り出せない。(笑
決定的なチャンスを狙う場合は不利かもしれない。
使い勝手は、まぁまぁといったところ。
タッチパネルの設定は、HC3が設定するとそのまま撮影画面に戻るのに対し、HC1はそのまま設定画面のまま。
これは賛否両論でしょうけれど。
また、女性や指の細い人であれば、そう困ることはないかもしれませんが、指や手が大きい人には、タッチパネルは扱いずらいかも。
操作性は、特に問題は無し。
大きい反面、各種のボタンも大きいので操作自体はしやすいです。
ビデオカメラって、けっこう液晶ファインダーに夢中になってしまうので、手探りでボタンを押したり・・・というのが難しいんですね。
なので、その面に関してはこの大きな本体が功を奏しています。
画質
画質に関しては、他のハイビジョンビデオカメラとほとんど差はないでしょう。
別のページで詳しく比較していますが、カメラ云々よりパソコンに取り込んだときにどんな形式で保存したりするか・・・とか、DVDにダビングしたりする方が劣化や画質の変化が激しいので、どのハイビジョンビデオカメラが映像がきれいかどうかは、ほんの些細な違いでしかないでしょう。
一応、MiniDVテープを使用するHDV形式なので、画質に関してはHDDタイプや8cmDVDに記録するタイプより(微妙に)良いと思います。
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2007/04/21 13:44 | | |