HDR-CX7
Last update 2007/07/31 19:43
爆発的なヒットを飾った家庭用コンパクトハイビジョンビデオカメラHDR-HC1が発売されて約2年、今までSonyはビデオカメラメーカーとして不動の地位を気づいた割に、記録メディアはDVテープといった一世代前のものを使用している製品が多かったのですが、ここへきてようやくフラッシュメモリ(メモリカード)を記録メディアとして採用したHDR-CX7が発売されました。
ところが、他のメーカーがSDカードを採用する中、この製品は(SONYらしく?)メモリスティックを採用・・・。
メモリカードとは
メモリカードとは、コンパクトフラッシュやSDカード、そしてソニーのメモリスティックのことです。
メモリカードの歴史は古く、私が7年ぐらい前に購入したデジタルカメラにもコンパクトフラッシュが採用されていました。
当時はまだDVD-Rが普及してなかったので、メモリカード自体の歴史はかなり古いということがわかります。
メリット
記録メディアとしてメモリカードを採用する場合、他の記録メディアと違い駆動部がないので、
・音がしずか
・消費電力が小さくて済む
・衝撃に強い
といったメリットがあります。それ以外にも、
・本体自体がコンパクトにできる
・パソコンとの親和性が高い
というメリットがあります。
特に、パソコンに取り込むときは60分の映像を約8分で取りこむことができます。
デメリット
逆にデメリットとしては、
・高額
・大容量化が難しい
という点でしょうか。
金額に関しては、数年前に比べてびっくするするぐらい値下がりしてきましたが、8GBにもなると2万円知覚することを考えると、ハイビジョンビデオカメラの本体の価格に、プラス2万を加えないとならないことを考えると、他の記録メディアを採用しているカメラに目移りしてしまうかも。
それと、SDカードでは2~4GBが限界。
メモリスティックPRO-HG デュオでも8GBが限界ということを考えると、旅行のような長時間撮影したいような場合は、不利かもしれません。
HDR-CX7
このHDR-CX7なんですが、けっこう注目してます。
というのも、新型メモリスティック「PRO-HG デュオ」という記録メディアに対応していて、8GBまでカメラ側で正式対応しているだけでなく、パソコンへの転送時間も、従来の60分の映像を8分で取りこむところを、2分で取りこめるようです。
→ 参照
私の持っているHC3は、記録メディアにミニDVテープを採用しているんですけれど、このDVテープを採用した方式のビデオカメラは、パソコンとの転送に再生時間がそのままかかります。
つまり、20分の映像をパソコンに転送するのに、20分かかります。
実は、このパソコンに転送するという作業は、慣れてくれば慣れてくる程めんどくさい。
今では撮影したものの、テープに貯まった状態・・・。
メモリカードのように、抜いてそのままカードリーダーにさせば転送できるのも魅力(ミニDVテープの場合は、カメラ本体にi.LINKで繋いでカメラの電源を入れないといけない)。
それと、HC3を上回る計量、コンパクトさは魅力ですね。
HC3も充分小さいので、ジャケットのポケットにすっぽり入る程なんですけれど、カメラというのは小さければ小さい程いい代物でして。
500gを切った軽量さは魅力です。
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