HDDとSSD 比較
Last update 2012/01/05 15:57
私が今使用しているパソコンは、64GBのSSDにWindowsXPをインストールして使っているんですけれど、やっぱり体感的にだいぶ速いです。
WindowsXPであれば、最低でも64GBはほしいですね。
で、データ保存用にHDDを使用しています。
ハイビジョン動画を編集したりすると、最低でも500GBはほしい。
特に私のようにブログも頻繁に書くような場合だと、動画だけじゃなくて写真などもかなりの枚数を編集・保存したりするので、1TBはほしいです。私は2TB使っていますけれど。
【追記】 2012年1月5日
とうとうパソコンを自作し治して、Windows7をインストールしました。
SSDもインテルの最新120GBのものを使用。圧倒的な速さです!
参照 SSD速度比較と注意点
SSDにするとなにが速い?
まず、Windowsの起動と終了、休止が体感的に早く感じます。
数倍速くなる。と言うほどの差ではありませんが、「おや?」と思うぐらいの差はあります。
私が購入したSSDは、まだ初期のもので今みたいにばかっぱやくないんですけれど、それでも十分早いです。
それと、もう一つの違いが、アプリを立ち上げるときの速度。
特にブラウザを立ち上げてた時の、一瞬で立ち上がる感覚は一度体感すると、もうHDDには戻れないかも。
それ以外にも、大きなファイルのコピーや移動も速いんですけれど、それほど頻繁に行うものでもないので、それほど大きい恩恵を受けるって感じではないです。
寿命
さて、まだSSD未体験の人が最も気になるであろうSSDの寿命。
いろいろなサイトで、擬似的にSSDに頻繁にファイルを作成・消去して、何時間でSSDが壊れるか。を検証しているみたいですけれど、数か月使ってきた私の感想として、
寿命を気にする必要はない
というのが正直な感想。
ただ、いくつかHDDとSSDに関して、気になる点がいくつかあったので、その点を書いてみたいと思います。
HDDとSSDの気になる比較
HDDの寿命
実は、今までHDDって、もう13台ぐらい交換しているんですよね~。
WindowsXPが発売された当初は、半年ぐらいでWindowsが起動しなくなって、そのたびに交換してきたんですよね。
たいてい、電源を起動するとブルーの画面に白文字が表示されたり、真っ黒の画面にエラーが表示されたり・・・・
で、段々とアップデートを繰り返すうちに、そういった現象は無くなってきたんですけれど、これらの現象はHDDの寿命というよりは、Windowsのバグ的な感じ。
ただ、そういったエラーが起こらなくなってきた代わりに、HDDのエラーが多くなってきた気がします。
HDDの寿命は、ファイルの移動やコピー、そして削除が出来なくなったり、エクスプローラー上からドライブが見えなくなったりします。
そんな時にデフラグや、エラーチェックを行うと、たいていHDDは死にます。
なので、そう言った現象がみられたらはやめに新しいHDDを購入して、データやらをバックアップを取ることにしています。
私の経験上、たいてい、1~2年でこうした現象に見舞われることが多いです。
さて、私は普通の使用目的以外に、自宅サーバーもたち上げていて、2004年ぐらいに立ち上げてから2011年の震災まで、7年ほどほとんど電源を落とすことなく、立ち上げっぱなしにしてきました。
その間、3回ほどサーバーマシンを買い替えて(と言っても自作ですが)いるんですけれど、停電の時に電源が落ちてしまった時や、大幅なOSのアップデートで再起動が必要になった時以外は、ほぼ24時間立ち上げっぱなし。
アクセス数もピーク時は、1日8000ユニークユーザー数があったほどでしたが、意外と24時間つけっぱなしの、24時間アクセスしっぱなしの状態だと壊れないのか、HDDのエラーはほとんどなし。
最高3年間、HDD交換なしで稼働していました。
交換したのも、一応、寿命が来るとやばいのではやめに。という意味で交換しただけであって、実際には4年とか5年ももっていたかもしれません。
そう考えると、Windowsでつけたり消したりしながら使うよりは、ずーっとつけっぱなしの方が壊れにくいのかも?
SSDの弱点
で、SSDの方なんですけれど、1日5~8時間ほど使って数カ月たちますが、今のところエラーらしいエラーはないです。
ただ、64GBでもちょっと容量的に厳しいかな。ってのはあります。
Windows 7とかだと、最低でも128GBは必要かもしれません。
HDDは、容量の増加と値段の下落が激しいですけれど、SSDは、大容量化がもう限界にきているので、「1TBが発売されたら買おう。」とか、「1万円を切ったら買おう。」とか考えている人が多いみたいですけれど、仕組み上、これ以上大容量が出てくるのは難しいそうです。
また、値段もHDDと違ってそう簡単に下がらないそうで、1万円以下の製品は容量が少ないか、あるいは粗悪品である可能性が高いので、今後も128GBで2~3万はする。と考えていた方がいいかもしれません。
SSDは、段々遅くなる
とある雑誌を読んでいたら、SSDは、初期段階では速いらしいのですが、段々と使っていくうちに速度が低下していくらしい。。。
その低下も結構著しく低下するらしくて、確かに数か月使っている現在、「あれ?昔はもっと速かった気がするなぁ。」っていう気がしています。
なんかHDDと変わらない感じになってきました。
ただ、インテルが発売しているSSDは、速度の低下がほとんどないみたいで、購入するならちょっと値ははるものの、インテルのSSDがお勧めです。
この画像は現在のSSDの速度。
購入したときは200MB/s程度でてたような気がするんだけれどなぁ。
でも、Windows7をインストールしたインテル510 Series SSDSC2MH120A2K5の400MB/sがいかに速いかがわかります。
私が現在狙っているのは、Intel Solid-State Drive 510 Series 120GB SSDSC2MH120A2K5。
そろそろWindows 7を狙っているんですけれど、次回ももちろんSSDを使うのは間違いないでしょう。
ただし、データ保存用として2TBのHDDも用意しますけれど。
【追記】2011年年末、購入し現在Windows7をインストールして使っています
消費電力と発熱
SSDとHDDの違いは、「容量」「価格」「速度」があげられますが、それ以外に消費電力と発熱も全然違います。
稼働しているHDDに触れてみるとわかるんですけれど、ものすごい熱くなっています。
夏場にもなると、エアコンをつけていても45度ぐらいまでヒートアップ。
実は、データ用で2台のHDDを使っているんですけれど、熱さで2台ともいかれました。。。
使えないことはないんですけれど、エラーが頻繁に起きるように。。。
1分間に7000回転ほどするHDDは、どうしても消費電力と発熱は避けられないみたいです。
その点、SSDは音はしないわ、発熱はないわ、スペースはとらないわ・・・で、速度以外のメリットも十分あります。
私の次のマシンは、キューブ型を狙っているんですけれど、電力的にSSDは必須かな。って思っています。
まとめ
まとめると、以下のようなことが言えると思います。
SSDの購入に二の足を踏んでいる人は、一度体感してみるといいかも。
- HDDもSSDも、理論上の寿命はあまり役に立たない
- 意外とつけっぱなしのHDDの寿命が長い
- SSDは、稼働時間が長いと速度が落ちてくる
- HDDは、発熱が大きい
- HDDは、重い
- データはHDD。OSはSSDと使い分けがベスト
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