AVCHDとDVD-Videoの画質比較
Last update 2008/10/22 00:59
最近、VideoStudio 12 Plusを購入して、AVCHDの画質の良さに驚愕。
AVCHDとは と、AVCHDでDVD-Rへ保存で、AVCHDの良さと、じっさいにDVD-Rに保存する方法を紹介してきました。
ここでもう一度確認しておくと、AVCHDとは最近のハイビジョンビデオカメラが採用している記録方式の規格で、私が持っているMiniDVテープに記録するHDV規格に取って代わろうとしている、今後業界標準となるであろう規格です。
HDVがMiniDVテープという1つのメディアしか対象にしていないのに対して、AVCHDではSDカードや、HDD、DVD-Rといった様々なメディアに保存できるよう規格されています。
4.7GBのDVD-Rに、約1時間ほどの映像を記録することが出来ます。
ただし、新しい規格のため、今までは対応した機器や、パソコンソフトがありませんでした。
が、ほとんどのハイビジョンビデオカメラがこのAVCHDを採用したせいか、パソコンソフトも対応ソフトが増えてきました。
まだまだ主流はDVD-Video
とはいっても、多くの人がハイビジョンビデオカメラを購入してしまうと、他の最新のプレーヤーや新型パソコンにはお金が回らないようで、最終的な保存はDVD-RにDVD-Video規格で保存しているのが現状のようです。
DVD-Videoとは
DVD-Videoは、レンタルDVDや市販のDVDビデオで採用されている規格で、VHSテープに取って代わった映像記録方式なワケですが、ハイビジョンビデオカメラが登場する以前の規格のため、今となっては画質が荒いです。
DVD映画なんかを見ると、すごく高画質に見えますが、次世代DVDでもあるブルーレイの映画を見てしまうと、画質の差は否めません。
DVD-Videoでは、MPEG2の最大でも10Mbpsほどのビットレートしか保存できない(HDVは、MPEG2で25Mbps)ため、画質には限界があります。
ただし、このDVD-Videoで保存すると、プレステ2を始め安価なDVDプレーヤーでも再生できるというメリットがあります。
DVD-Video VS AVCHD
さて、実際に同じハイビジョン画質の映像をVideoStudioを使ってDVD-RにDVD-Videoと、AVCHDで保存し、画質の違いを比べてみました。
結果は歴然!
これを見ると、もうDVD-Videoとして保存したくなくなるかもしれません。
比較 その1
左がDVD-Videoで保存した映像の1部です。
右がAVCHDで保存した映像の1部です。
元の映像は、SONY ハイビジョンビデオカメラHC3で撮影した映像で、どちらもVideoStudioで編集しました。
どうですこの差。
動いている映像ではこれほど差があるとは思いませんでしたが、静止させて拡大してみるとこれほど違いがあるとは・・・。
比較 その2
比較その2です。
やはり圧倒的な差ですね。
サイズの比較
どちらも同じ再生時間ですが、データサイズは違いがあるようです。
DVD-Videoの方は、約1.72GB。
AVCHDの方は、2.04GB。
AVCHDの方が、1.19倍ほどファイル容量が大きいわけですが、画質の良さは4倍以上って感じですよね。
どうせだいたい1時間ほどの映像を記録するのであれば、再生機器は少ないものの今後再生機器が増えるであろうAVCHDで保存しておく方がいいかもしれません。
ただし、保存する時間がかかります・・・。
だいたい1時間のAVCHDのDVD-Rを作成するのに、Core 2 Duoを使用しても5時間ぐらいかかる・・・。
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