デジタル一眼レフでハイビジョン動画デジタル一眼レフカメラでハイビジョン映像が撮影出来る時代になりました。パナソニックのDMC-GH1や、ニコンのD5000、キャノンのEOS Kiss DIGITAL X3等々。 |
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デジタル一眼レフでハイビジョン動画Last update 2009/04/21 02:42
デジタル一眼レフカメラでハイビジョン映像を撮影出来るようになるのが標準になるかもしれません。 デジタルカメラも、ハイビジョンビデオカメラも仕組みはほとんど同じ。 スタンダードとハイビジョンの比較当サイトでは何度かにわたってスタンダードビデオカメラと、ハイビジョンビデオカメラの映像を比較してきました。 理論上4倍のデータが詰まっているハイビジョン映像の色の豊かさや、細部にわたって記録される繊細さは、比べてみれば一目瞭然。 ハイビジョンビデオカメラと一眼レフカメラの比較今度は、一眼レフカメラNikon D70とハイビジョンビデオカメラHDR-HC3の比較をしてみましょう。 どうでしょう? 単純に色の表現が豊かなだけではなく、細かな表現力も圧倒的です。 撮像素子この違いは、レンズから入ってきた光をデジタルに変換するセンサー、撮像素子の違いが大きいと思います。 CCDとCMOSの違い一般にCCDの方が画質がよいといわれています。 ハイビジョンビデオカメラの撮像素子の多くがCMOSが使われています。 撮像素子の大きさ一つは撮像素子の大きさにあります。 昔デザイン会社に勤めていた頃、社長がカメラ好きの人で(当時はデジタルカメラなんてなかった。1993年当時)、フイルムの一眼レフカメラがいくつか会社においてありました。 フイルムカメラは、フイルムのサイズがいくつかあって、よくカメラやさんで見かける黒い布を頭からかぶって撮影するようなものは、フイルムのサイズが4インチ×5インチ(4×5判)で「しのご」なんて呼ばれます。 この4×5判のフイルムは、24枚撮りとか12枚撮り、なんて感じではなく、1枚撮影したら終わり。 同じようにデジタルカメラやビデオカメラでも、撮像素子が大きいほど表現力は豊かになります。 ちなみにハイビジョンビデオカメラのSONY HDR-HC3の撮像素子の大きさは、1/3型(4.8 x 3.6 mm)。 ぼかし撮像素子が大きいと、背景をきれいにぼかすことが出来ます。 レンズもう一つはレンズの違いじゃないでしょうか? 撮像素子が大きいほど、そして画素数が大きいほどデータ量が大きくなるため、1枚1枚撮影するようなデジタルカメラではデータの転送速度が充分でしたが、ビデオカメラのような1秒間に30コマで撮影するような用途にはむいていませんでした。 デジ一でハイビジョンを撮影出来る製品
注意点動画撮影機能としては、パナソニック LUMIX GH1が一歩抜きんでているようです。 注意点としては、ニコン D5000は、フルハイビジョンではないということ。 パナソニック LUMIX GH1は、1920×1080では24フレーム/秒。 ニコンのD5000や、キャノンのX3がおまけ的な機能として動画撮影をプラスしているのにたいして、パナソニックのGH1は動画撮影も本格的に行えるように力を入れているような気がします。 ニコンのD5000が動画撮影機能に関して1ページ程度しか割いていないのにたいして、パナソニックのGH1はカテゴリーとして扱っています。 デジ一とハイビジョンビデオカメラどちらがおすすめ?これからビデオカメラを購入している人にとっては、どちらを購入していいか迷ってしまうと思います。 じゃぁ、どちらを購入した方がいいのでしょう? 動画撮影機能付き一眼レフ<の欠点画質がよいなら動画が撮影出来る一眼レフを買った方がいい。なんて思えなくもないのですが、一眼レフには最大の弱点があります。 そうなると、運動会の子供の撮影や、鉄道マニア、風景撮影は一眼レフカメラの方でも充分本領を発揮出来ます。 もう一つの欠点が、オートフォーカスが弱い点です。 たとえば、ゆっくり手前の被写体から奥の背景にピントを合わせる・・・といった映画のワンシーンのような撮影は、家庭用のハイビジョンビデオカメラではほぼ不可能(出来なくはないんですけれど、難しい)です。 価格的には、販売価格自体は同じぐらいなものの、需要的にビデオカメラの方が売れるのか、実売価格はビデオカメラの方が安いです。 しかし、それを補ってでも「動きのある写真」的な動画が撮れる一眼レフカメラは、魅力的ですね。 関連ページ
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Yahoo!ブックマークに登録 2009/04/21 02:42 | | |