ハイビジョンビデオカメラとは
Last update 2019-05-02 19:25:26
ハイビジョンとは、走査線1080本以上もしくは、走査線720本以上の高解像度の映像を指します。
ちなみに、DVDは480本。アナログ地上放送は450本になります。
ハイビジョンには、デジタルBSやデジタルCSの他に、地上デジタル放送や当サイトで取り上げているハイビジョンビデオカメラで撮影した動画があります。
つまり、地上デジタル放送の映画の方がDVDよりも高画質です。
今まで高画質と思われていたDVDも、ハイビジョンが普及した今から見るとかなりが質が悪いことがわかるはずです。
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ハイビジョンとは
言葉で説明してもわかりにくいので、実際の画像で説明します。
上の画像の大きな方(1440ピクセル)は、ハイビジョンビデオカメラSony HC3で撮影した映像で、小さな方(720ピクセル)はスタンダードビデオカメラCanon FV300で撮影したものです。
このように、ハイビジョンでは横1440ピクセルですがスタンダードでは720ピクセルしかありません。
なお、最近のハイビジョンビデオカメラは、フルハイビジョンと呼ばれる1920ピクセルにもなります。
単純にスタンダード画質の4倍の面積比になるため、圧倒的に高画質になります。
わかりやすく言えば、スタンダードビデオカメラが100万画素のデジタルカメラとしたら、ハイビジョンビデオカメラは400万画素ということになります。
縦に関しては、ほとんどのハイビジョンビデオカメラでは1080pになります。
Sonyなんかの場合は、この1080pのカメラのことをフルハイビジョンと呼ぶようです。
ブラウン管のTVの解像度は、640x480になるためどちらのタイプのカメラをTVに繋いでも、縮小されて写ります。
そのため、1440であろうが720であろうが、同じ大きさに写ります。
パソコンに取り込んだ場合
左の画像は、スタンダードビデオカメラで撮影した映像をパソコンに繋いで取りこんだ場合(DV)の動画ファイルのプロパティです。
720x480になっていますね。
左の画像は、ハイビジョンビデオカメラで撮影した映像をパソコンに転送(HDV)したときに作成されたファイルのプロパティです。
1440x1080になっていますね。
画質の違い
さて、難しい理論は置いておいて、実際にハイビジョンビデオカメラ(HC3)とスタンダードビデオカメラ(FV300)で同じ物を撮影し、どれくらい差が出たかを比較してみます。
実際に私の元には、購入した方々からいろいろなメールをいただくんですけれど、みんな一様に「あまりの高画質にびっくりした」と言います。
私もはじめの頃はびっくりして、毎日のように撮影しまくりました。(笑)
イメージとしては、業務用やテレビ用のカメラ並みの映像が撮影出来る感じ。
時々NHKではハイビジョン番組の紹介をしていますが、あんな感じ。
下に紹介する画像は、実際には1440ピクセルx1080ピクセルと720ピクセルx480ピクセルなんですけれど、かなりでかいので600ピクセルに合わせています。
青々とした木を撮影してみる
曇りの日にスタンダードビデオカメラで撮影した庭に生えていた柿の木です。
のっぺりしていて色もくすんだ感じですね。
こちらはハイビジョンで撮影した映像です。
全然違いますね。(笑)
ハイビジョン映像は、単にくっきり写るだけではなく表現が豊富になりますね。
花を撮影してみる
こちらはスタンダード映像です。個人で撮影したとわかる画質です。
庭に生えていたボタンの花です。毎年綺麗な美しい花を咲かせてくれます。
こちらがハイビジョンで撮影した映像です。
どうでしょう。この美しさ。
こんな映像があの小さな本体で、しかも10万円程度で手に入れることが!
当サイトについて
当サイトでは、こうしたスタンダードカメラで撮影した映像との比較以外にも、デジタルカメラとの比較やパソコンに取り込む方法、YouTubeといった動画共有サイトに動画をアップロードする方法まで紹介していきたいと思います。
※ 注意
ハイビジョン映像は、最新のパソコンでないとスムーズに再生されません。
CPUは、Cure 2 Duo以上、搭載メモリは1GBをお勧めします。
最終更新日 2019-05-02 19:25:26
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投稿日:2007-08-16 | | |