テレビ(TV)と繋ぐ AV端子
Last update 2007/06/05 12:25
ハイビジョンビデオカメラで撮影する映像は、基本的には16:9になります。
それに対して、古いテレビは4:3です。
また、ドット単位で換算すると、私の所有しているSony HDR-HC3は1440×1080ピクセルで撮影することができ、最新のハイビジョンビデオカメラなんかではフルHDをうたった1920×1080ピクセルで撮影することができます。
それに対して古い4:3のブラウン管は640×480になります。
つまり、普通に繋げると縦長の映像になってしまうわけです。
テレビとビデオカメラを繋ぐには
AV端子
AV端子がついているテレビであれば、ビデオカメラにAV端子用のケーブルが付属しているので、単純に繋げるだけです。
AV端子もS端子も、アナログなので画質はかなり劣化します。
とはいえ、旧式のテレビでも再生出来るので、最も確実です。
それと、画質が劣化するとはいっても、ブラウン管自体は液晶テレビに比べ非常にきれいに写るので、あまり気にする必要はないかもしれません。
拡大したところです。
DVDプレーヤーやビデオデッキを繋げるのと全く変わらないですね。
ただ、今後ハイビジョンが普及していくにつれて、AV端子もいつかはなくなってしまうかもしれませんが・・・。
縦横比を変更する
さて、最初にいった通り、そのまま繋げると左の画像のように縦長に表示されてしまいます。
画像は、DVD-Rを撮影したものですが、正円のはずが縦長の楕円形になってしまっていますね。
ビデオカメラのメニュー画面の中にTV出力用の設定がありました。
「TVタイプ」を選択します。
先ほどの映像は、「16:9」で出力した物でした。
これを「4:3」に変更します。
正しい比率で表示することができました。
ただし、上下に黒い帯ができてしまいました。
最近のワイドテレビであれば、画面いっぱいまで16:9で出力することができます。
もし、ハイビジョン画質を100%堪能したいのであれば、テレビの買い換えを検討してもいいかもしれません。
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2007/06/05 12:25 | | |