端子とは

AV機器やPC関連の映像用接続端子をまとめてみました。すべてを体験したわけではありませんが、参考にしてください。

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端子とは

Last update 2007/06/22 22:32

 

 

接続用の端子については、接続端子で画像付きで紹介しましたが、もっとわかりやすくまとめてみました。
AV機器やモニターを購入する際に参考にしてみてください。


名称 デジタル/アナログ 用途 長所 短所 その他
コンポーネント端子 アナログ 家電 ほとんどどの商品にも付いていることが多い
ケーブルが安い
どこの電気店でも扱っていることが多い
画質がかなり劣化する AV端子と呼ばれるもので、なじみ深いですね。
黄色が映像用の端子を示し、同じ形状で音声用があります。
S端子 アナログ 家電 歴史が長い分普及している
ケーブルが安い
どこの電気店でも扱っていることが多い
画質がかなり劣化する コンポーネント端子と同じく、なじみ深い端子の一つですね。
コンポーネント端子よりは画質は言いようですが、ハイビジョン画質ではかなり画質が劣化します。
私の場合、このS端子で地デジチューナー付きDVDレコーダーとパソコンを繋いでいるんですけれど、HDMI端子で直接24インチモニターに繋げてみたら、画質の差が歴然としてがっかり。
こんな差があったのか・・・。
D-Sub アナログ PC たいていのパソコンショップ、大型の電気店であればおいてある ケーブルが太くなる
ネジで固定させるため、非常に取り扱いがめんどくさい
パソコンとモニターの接続は、いまだにこのD-Subが主流ですね。
S端子等と違って、画質が劣化するわけではないので今後も生き残り続けると思います。
ただし、ケーブルが太くて扱いづらいのと、ハイビジョンの普及によってDVI-D端子に取って代わられてしまう可能性も。
コンポーネント端子 アナログ 家電 画質が良い 日本独自規格らしい
普及する見込みはほとんどなし?
ケーブルがわりと高い
ハイビジョンビデオカメラHC3にも搭載しているコンポーネント端子。
PC用の液晶モニターでも搭載されている製品が多いようです。
コンポジット端子に非常によく似ていますが、この3つで映像を送信します。
D端子とほぼ同じ規格ですが、D端子では走査線数・走査方式・アスペクト比を切り換えるための識別信号の伝送することができます。
D端子 アナログ 家電 画質が良い 日本独自規格
普及するか不明
ケーブルが非常に高価
もし、パソコンのD端子付きキャプチャーボードが普及してたら、地デジを高画質のままパソコンに保存できたんですけれど・・・。
実際にそういった製品も一時発売されたんですけれど、発売中止になりオークションで非常に高額で取引されています。
アナログなので、地デジ用の著作権保護機能が働かないのですが、HDMI並に高画質なため非常に魅力的な端子なのですが、日本の独自規格らしくパソコンに搭載される可能性は非常に低いでしょう。
また、家電製品に搭載されるかも未知数です。
地デジは2011年まではこのD端子を通じて他の機器と接続されることが認められているようですが、2011年以降はHDMIオンリーになってしまうかもしれません。
つまり、このことは地デジ番組のダビングが非常に厳密に管理されることを意味しています。
DVI DVI-D:デジタル
DVI-I:アナログ
DVI-D:PC
DVI-I:家電
高画質
D-Subに比べると若干ケーブルが細い
他のケーブルに比べるとまだ太い
DVI-Dは、ネジで固定しなければならず取り扱いがめんどくさい
ケーブルが非常に高価
パソコン用の液晶モニターには、このDVI-D端子が付属されていることが多くなってきました。
このDVI端子はHDMIと互換性があるようで、片方がDVI-Dで片方がHDMIのケーブルも発売されています。
ただし、HDMIと違い著作権管理機能が働かないようで、地デジ付きチューナーをDVIに繋いでもエラーが出て再生されないことが多いようです。
なので、PCのモニターを買うときは注意が必要です。
HDMI デジタル 家電 デジタルなので劣化がない
非常に高画質
1本のケーブルで音声も伝送できる
地デジ対応
非常に高価 著作権管理機能が付いている唯一の端子で、このHDMIで繋ぐことができる機器であれば、問題なく地デジのの雨緑を100%発揮してみることができると思います。
また、1本で音声も送ることができるので、取り扱いが非常に楽です。
同じようにデジタル送信ができるi.LINKに似ていますが、i.LINKが電送速度が400Mbpsなのに対し、このHDMIは最大5000Mbps(5Gbps)というとんでもない転送速度を誇ります。
ただし、HDVが25Mbpsというビットレートだと言うことを考えると、i.LINKでも十分な速度だと言うことがわかります。

 

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