超高画質なFLASH映画予告
Last update 2008/02/16 07:03
私がインターネットにはじめて触れた1998年当時、ようやくISDNが普及しだし、繋げ放題でも料金がかからない定額制時代の幕開け頃でした。
このころから、インターネットはマニアから一般の人達へ解放されていった気がします。
ISDNの回線速度は、64Kbps。
「bps」という単位は、1秒間に送れるビット数です。
パソコンでよく用いられる1バイトは、8ビットになるので64Kbpsは、1秒間に8KB送れる速度となります。
8KBは、8000バイトなので日本語で4000文字分でしょうか。
ちなみにBフレッツといった光ファイバーを用いた回線だと、100Mbpsなので100000Kbpsになります。
1998年当時は64Kbpsでも、高速!なんて言われていましたが、今から見てみると自動車と歩きの比較のようですね。
このISDN時代でも、いくつかのサイトでは動画を公開していました。
大きさ的に、YouTubeほどの大きさの動画でしたが、2分ほどの動画を再生させるために、30分ぐらいかかったのを覚えています。
そういう意味でも、当時はインターネット=奥深いもの・・・と感じたような気がします。
ハイビジョンな映画予告
時代は光へ。
私も平成19年8月にBフレッツにしたんですけれど、一番の変化は動画のように大きなファイルサイズの再生が、待ち無しで再生できるようになったことでしょうか。
GyaOやYahoo!動画も、ADSLの頃は途中でとまったり、再生するのに時間がかかったりしてたんですよね。
GyaOやYahoo!動画は、YouTubeと同じようにFLASHプレーヤーを利用して動画を再生させているわけですが、いよいよこれらの動画もハイビジョンの時代に突入してきたようです。
HD Gallery – powered by Adobe Flash
新しいFLASHプレーヤーは、H.264に対応したFlash Player 9になりました。
H.264とは、HDDやDVD、SDカードに記録するハイビジョンビデオカメラで使われているAVCHDという規格で用いられている映像用圧縮技術で、今まで主流で用いられてきたMPEG2と同じ画質を、半分のファイルサイズで実現することができると言われていています。
さらにApple 映画予告でもハイビジョン画質の映画予告を見ることが出来ます。
どちらもハイビジョンサイズの1080Pを選択すると、モニターからはみ出ることがおわかりでしょう。
こんな大きな、そして高画質な動画がインターネットを通じて見れるようになるとは・・・
次世代DVD VS ストリーミング
次世代DVDでは、ブルー・レイ・ディスクがHD DVDを圧勝し、そろそろ決着がつきそうな勢いですが、そもそも将来的にはインターネットで映画が見られるようになるので、次世代DVDの存在自体が危ない。という人もいるようです。
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