デジカメで3D写真を撮影

普通のデジタルカメラがあれば、簡単に立体的な3D写真を撮影出来ます。しかもメガネいらず!私が作ってみた3D写真を公開します。

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デジカメで3D写真を撮影

Last update 2011/03/03 16:33

 

 

 

2010年は、3D元年といわれましたが、なかなか普及はしていないみたいです。
でも、実際に3D映像を体験した人がいうには、すごいリアルで驚いた人が多いので、一度火がつけば、一過性のブームに終わらず、3Dが標準になってくるかもしれません。
ちょうどNintendo3DSが発売されたし、このブログで取り上げるのもいいかなと思い、私自身3Dを体験してきました。
とはいっても、大型電気店の3Dテレビに触れてきただけですけれど。。。
ところが、これがすごく感動した!!!!
なんとしても、3D環境を手に入れようと最近勉強中です。

今回は、3D未体験の人に、是非とも3Dを体験してもらいたく、メガネもなんにもいらずにちょっとしたコツをつかめば、立体的に見える写真を作ってみました。

メガネ不要の立体写真を体験する

3Dのサンプル
上の画像は、私が普通のデジカメ(デジタル一眼レフカメラ)で撮影したものです。
特別なテクニックを使ったわけではなく、1枚を撮影したら、そのまま水平に10センチほどカメラをずらし、シャッターを切るだけです。
コツとしては、シャッタースピードと絞りを同じにして、ピントも同じまま。
マニュアルモードで撮影することです。
で、上の白い点を合わせるように、寄り目にして画像を眺めてみると・・・・
どうですか?立体に見えるでしょう?

写真をよく見ればわかると思うんですけれど、どちらもちょっと内側にカメラを向けているので、コップの傾きがお互い違っているんですけれど、立体に見える時は不自然じゃないですよね。
人間の視力っていうのは、すごいな。と思いますね。

階段
先ほどの画像が、よく立体的に見えない。って人は、上の画像で試してください。
一般的に2つの画像が大きすぎると、寄り目にするのが難しくて立体に見えにくいみたいなので、少し小さくしてみました。
ちょっとカメラの位置を離しすぎたので、目が疲れるみたいですけれど、立体的になっていますよね。

サンプル3
けっこうこれは自然な立体感が得られました。
ちょっと二つの画像を比べてみると、右の方は左の部屋の中がよく見えているのに、左側だと右に比べて狭いですよね。
あと、左の方は、奥の右側にドアの一部が映っているのに、右の方は映っていません。
ところが、立体になった画像は、不自然なく見えますよね。
あと、すごくミニチュア的な写真ですよね。

サンプル4
最後はこれ。
これも意外と不自然なく立体的に見えるように出来た気がします。

玄関
なんか玄関がものすごく遠くにあるように見える・・・。
実際にはもっと短いんですけどね~。

柿の木
うわ~。なんかミニチュアの模型みたい。

車
サイドミラーが飛び出して見えますね。

他の3D方式との比較

さて、今回の3D方式(?)は、一時期流行った視力回復も兼ねたメガネ不要の方式なんですけれど、メガネをかける3Dテレビで見た立体映像がこんな感じです。
ただ、メガネをかけた場合、アクティブシャッター方式、偏光フィルター方式共に多少暗くなるので、輝度面では、今回の寄り目(?)による3D画像は、勝っていると思います。

Nintendo 3DSなどに採用された裸眼方式は、輝度は劣らないものの、解像度が半分になるので、ギザギザが目立った3Dになります。

今回の方式は、お金がいっさいかからず、特別な装置も必要なく、立体感や輝度では他の方式に勝るものの、「目が非常に疲れる」「せいぜい横幅500ドット程度の幅が限界」という難点があります。
でも、まだ3Dってどんなものなんだろう?なんて思っている方にとっては、こんな感じなんだよ。ということを表現できたんじゃないでしょうか。

注意点

今回の画像を友人に見せたところ、実は多くの人がうまく立体に見えなかったみたいです。
というのも、左右で視力の差がある人は立体には見えないみたいです。
また、視力はよくてもこういった強制的にピントを立体に見えるようにすること自体が苦手な人もいるみたいで、そういった人は2枚の画像を1枚に合わせることが出来ないみたいです。

あと、3D映像というと、物体が飛び出して見える。と思いがちですけれど、実際には奥行きがあるという感じ。
一番手前に見える物体でも、あくまでテレビのモニターの位置が一番手前で、奥のものはモニターより奥にあるといった感覚。
なので、まるで目の前に飛び出してきた。なんてことは出来ないので注意。

でも、生々しい感じは2D映像には出せない良さでもあるので、今後が楽しみですよね。

さて、当サイトでは、パソコンで3Dを見られるように改良し、その方法を紹介していきたいと思います。

3Dを撮影できるカメラ

3Dテレビ

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