パソコンで3Dを見るには
Last update 2012/01/14 18:46
3Dモニターの三菱 RDT233WX-3DとWindows7パソコンを自作したので、3D映画を見る環境が整いました。
ここでは、パソコンで3D映像を見るための条件を幾つか見ていきたいと思います。
パソコンで3Dを見る条件
- NVIDIA 3D Visionを使用する
- 必要なもの
- NVIDIA 3D Vision一式
- リフレッシュレート120Hzに対応したモニター
- NVIDIA製のグラフィックボード
- Windows7かVista
- メリット
- ゲームがサクサク動く
- 3D以外時、カーソルなどの動きがなめらか
- デメリット
- HDMI 1.4a 対応のモニターを使用する
- 必要なもの
- HDMI 1.4aを搭載したマザ-ボード
- HDMI 1.4aを搭載した3Dモニターかテレビ
- Windows 7
- メリット
- 価格が安く済む
- 初心者にも簡単
- 偏光方式・フレームシーケンシャル方式を選ぶことができる
- デメリット
私が選んだ方法は、2番目の「HDMI 1.4a対応の3Dモニター」を使う方法です。
NVIDIA 3D Visionを使う
グラフィックカードで有名なNVIDIAというメーカーが販売してるGoForceというグラフィックボードと、3Dメガネの3D Vision一式を使うフレームシーケンシャル方式の3Dを楽しむことができるのが、こちらの方法。
以前はパソコン用モニターにHDMI1.4端子を搭載した製品がなかったこともあり、パソコンで3Dを実現させるにはこのNVIDIA 3D Visionを使うしかありませんでした。
ただし、画面を左目用、右目用と高速に書き換えないといけないため、リフレッシュレート120Hzのモニター(普通は60Hz)が必要で、NVIDIAのグラフィックボードも必要と、導入するにはそれなりのコストが掛かってしまうのがデメリットでした。
また、3D表示方式はフレームシーケンシャル方式で、軽くて安価なメガネで3Dを見れる偏光方式は選べません。
HDMI 1.4対応のモニターを使用する
2011年1月に登場したインテルのCPU、Sandy Bridge対応のチップが映像出力にHDMI 1.4に対応。
特別なパーツがなくても、3Dに対応した映像を出力できるようになりました。
そのため3Dテレビとつなげれば、3Dを見られるようになり、更にHDMI1.4を搭載したモニターも登場し、簡単にパソコンで3Dを見ることができるようになりました。
Sandy Bridgeを搭載したパソコンがあれば、あとはHDMI1.4搭載の3Dモニター(RDT233WX-3Dなど)につなぐだけで3Dが表示されます。
ただし、どちらの方法もWindowsXPには対応していないので、Windows7を用意する必要があります。
また、HDMIケーブルも1.4に対応しているものが必要になってきます。
※画像は、HDMI 1.4ケーブル
3Dソースですが、YouTubeがすでに3Dに対応しているので、3Dコンテツを表示させると、特に設定しなくてもメガネをかければ3D表示に。
インテルのCPUを搭載したパソコン
2011年1月以降に発売されたパソコンで、インテルのSandy Bridgeを搭載したパソコンであれば、HDMI 1.4ポートを搭載している可能性が高いので、あとはモニターを用意すれば3Dを楽しむことができます。
3Dブルーレイは、専用の再生ソフト(PowerDVDなど)が必要ですが、YouTubeなどは何も必要無いので、すぐにでも楽しめます。
ただ、YouTubeの画質はちょっとイマイチなので、本格的に楽しみたいのであればブルーレイの作品がベストだと思います。
私もトロン:レガシーを見ましたが、すっげーです。
YouTubeの3Dを楽しむ
上の動画は、3D対応のパソコンで再生させると、立体に表示されるはずです。
もし立体にならない!なんて人は、YouTubeで3D映像を体験を参考にしてください。
HDMI 1.4a 搭載パソコンモニター
パソコン本体とモニターとの接続は、現在はHDMIという方式がメインになりつつありますが、このうち3Dにも対応しているバージョンは、HDMI 1.4。
このバージョンに対応しているモニターであれば、3D表示させることが可能です。が、まだあんまり製品が登場していません。
以下、3DモニターでHDMI 1.4端子を搭載した製品。
※画像は、三菱 RDT233WX-3D
- RDT233WX-3D
- 私が持っているモニター
- ISP液晶なのでどの角度から見ても綺麗
- もちろん3Dでなくてもパソコンモニターとして普通に使える
- 23インチ
- フルハイビジョン(1920x1080)対応
- リモコン付属(めちゃ便利!!!)
- すんげー軽い(4.4kg)
- ちょい値段は高め?
- 偏光方式
- HS244HQbmii
- 24インチ
- 3D Visionにも対応
- フレームシーケンシャル方式
- NT液晶
- 値段は安め
- HN274Hbmiiid
- FLATRON D2342P-PN
- 23インチ
- 価格が安い
- 偏光方式
- NT液晶
- 軽い(3.5kg)
- HDMI 1.4ポートが1つしかない
- S27A950D
- 27インチ
- 3D Visionにも対応
- フレームシーケンシャル方式
- ちょっと値段が高め
体験してみるのが一番
3Dの素晴らしさは、ここで私が何をどう書いても表現しきれないので、もう体験してもらうしかありません。
ただ、一昔前に比べて3D対応のモニターもすごく価格が安くなったので、ほとんど非対応の製品と比べてもそれほど高くなくなりました。
3Dブルーレイを楽しむには、ソフトを購入しなければなりませんが、その価値は十分あると思います。
四六時中3Dだと、目が疲れる(2Dではなかったピント合わせの必要が生じるため)のは確かですが、2時間の映画であれば気にならない程度。
3Dを一時的なブームに終わらせないためにも、ぜひとも体験してみてください。
やみつきになりますよ!
あ、私はゲームはあまり好きじゃないんですけれど、3Dゲームがすごいらしいです。
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Yahoo!ブックマークに登録 2012/01/14 18:46 | | |