SONY ブルーレイレコーダーBDZ-L55

ハイビジョンビデオカメラとの連携を強めた、SONYのLシリーズの1つ、BDZ-L55を購入しました。

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SONY ブルーレイレコーダーBDZ-L55

Last update 2009/03/24 18:41

 

 

 

ほとんどのハイビジョンビデオカメラと繋げて映像を保存出来るBDZ-L55を購入しました。

最近購入した「買ってよかった製品」もしくは「もっとはやく購入しておけばよかった製品」の1つになりました。(笑)
普段テレビをほとんど見ない私が、録画予約してばかり・・・。
一時は、Friioであれこれやろうかと考えてましたが、時間がかかるわ、めんどくさいやらであきらめていましたが、最初からブルーレイレコーダを購入しておけばよかった・・・。

なぜSONYのブルーレイ?

今回なぜSONYのブルーレイレコーダーにしたかって言うと、ポイントは以下。

  • HDVタイプのハイビジョンビデオカメラと繋げることができる
  • CMカットが簡単
  • 操作が軽い

HDVのハイビジョンビデオカメラとの連携

私がもっているSONYのハイビジョンビデオカメラHC3は、MiniDVテープに記録するHDVと呼ばれる記録方式のカメラで、他の映像機器とi.LINKと呼ばれるケーブルでつなぎます。
で、このHDVのビデオカメラと繋げて劣化なしにHDDやブルーレイディスクに保存出来るブルーレイレコーダーがSONYの機種だったからです。
パナソニックの製品でもできることはできるらしいんですけれど、公認ではないらしい。

パソコンとVideoStudio12というソフトがあれば、編集したり、エフェクトをかけたり、そしてBD-RにもDVD-Rにもハイビジョン画質で保存することができるんですけれど、だんだん慣れてくるとめんどくさくなってくる。w

そこで、ケーブルをつないでボタンを押せばダビング出来るこの製品を購入したと。

SONY製のブルーレイレコーダーのすべてがハイビジョンビデオカメラと繋げるかって言うと、そうではなく、LシリーズAシリーズになります。

これらの中で一番安いのがBDZ-L55というわけです。

CMカットができる

地上デジタル放送は、CMも番組もほとんどがステレオ放送(映画なんかは5.1チャンネルのサラウンド)だったりするので、アナログ放送のようなCM自動カットはできません。
ただ、SONYのブルーレイレコーダーは、映像や音声が激しく変化する場面を検出し、チャプターをいれてくれる「おまかせチャプター」という機能を搭載しています。

この機能がデフォルトでオンになっているので、あとで編集するときに不要なチャプターを消去すると、CMの無い番組だけの映像にすることができます。

こういった機能をいち早く取り入れたのがSONYのブルーレイレコーダーらしくて、パナソニックでも最新の製品には似たような機能があるらしいんですけれど、SONYの方が一日の長らしい。
実際にCMをカットしてみると、2時間番組を録画するとCMだけで1GBぐらいあるので、けっこう有効なんですよ。
2時間番組を標準画質で録画すると、7GBぐらいになるんですけれど、CMを除くと6GBぐらいになります。

レスポンスがよい

古い地デジつきDVDレコーダーや、携帯のワンセグなんかを使ってると感じると思うんですけれど、動作がすごく遅い。
チャンネルを変えるのも、ボタンを押してから2秒後に変わったり、すごく遅い。
一度電気屋にきいてみたら、地デジはデータが非常に多いので、どうしても動作が遅くなるんだとか。
ブルーレイレコーダーも、パソコンと同じでCPUが積んであると思うんですけれど、やはりパソコンと同じでCPUの性能がよくなればよくなるほど、レスポンスもよくなるんですね。
で、色々調べてみたら、どうもSONYの製品が一番動作が軽いらしいと。

私の場合、CMカットやら編集を頻繁に実行するので、動作が軽いのは絶対条件だったんです。

以上の理由をふまえ、値段も考慮するとSONYのBDZ-L55になったわけです。

実際に購入してみて

実際に使ってみると、上の条件をマスターしているため、かなり使い心地はいいです。
今後もこのブログでL55について紹介していきたいと思っています。

ただ、完璧に理想に近い製品かって言うと、いくつか想定外の部分も。

まず、おまかせチャプターなんですけれど、NHKみたいなCMがないような番組は、うまく番組の開始、終了にチャプターを打ってくれない。
地デジの場合、録画時間より数秒前から録画されるんですけれど、番組がはじまったポイントを識別出来ないようです。
この場合は、自分でチャプターを打てるんですけれど、レスポンスがいいのであんまりストレスを感じないかな。って感じです。

それと、おまかせチャプターで挿入されたチャプターは、微妙にCMがはいっちゃってたり(ほんの0.1秒ぐらい)。
また別の機会で書こうと思いますが、SONYのブルーレイレコーダーでBD-Rに番組をダビングすると、そのBD-Rはパソコンでも再生することができます。
パソコンで再生させると、なぜかこのカットしたはずのCMが微妙にちらっと写るときがあります。
原因はわからないんですけれど、ブルーレイレコーダーで再生させるとそういったことはないので、パソコンで再生させなければ問題はないわけですが。

パソコンで作成した映像も

以前、AVCHDでDVD-Rへ保存という記事を書きましたが、VideoStudio12Plusで作成したAVCHD形式のDVD-Rへ保存した映像は、きちんとBDZ-L55で再生出来ました。
またメニューやチャプターもきちんと動作しました。
ブルーレイディスクレコーダーをもっている友人や、親族に安くビデオを配布したい場合なんかは、パソコンでAVCHD形式でDVD-Rに保存すると1時間から1時間半程度であれば、一番安上がりかもしれません。
※ただし、古いDVDプレーヤーでは再生出来ません。

他のSONY製品

Lシリーズには、他にもBDZ-L95があるんですけれど、大きな違いは値段とダブルチューナー搭載かどうか。
L55は、ネットでは8万5千円ぐらい。
L95は10万円ほど。

ハイビジョンビデオカメラを繋げる必要がない。っていうのであれば、BDZ-T75でもいいかもしれません。

上の映像は、日曜ロードショーで放送していたスパイダーマン2を録画したときの様子です。
地デジ画質そのままのDRモードで保存しました。
CMも含めたサイズは、14.3GBだったんですけれど、CMをカットしたあとのサイズは、13GBになりました。

BD-Rへのダビング

上の映像は、L55で保存した番組をBD-Rへダビングする様子です。
ダビングする番組が、BD-Rの容量以内(24GB)であれば、録画したときの画質モードで高速ダビングされるようです。
今回は、スパイダーマン2、ドクタードリトル、エンド・オブ・デイズの3つの映画をBD-Rへダビングしました。
スパイダーマン2は、DRモードですが、他の2作品は標準画質のSRモードです。

スパイダーマン2が、約1時間51分。
ドクタードリトルが、1時間33分。
エンド・オブ・デイズが、1時間34分。
合計、約5時間ほどになりますが、なんと24分ほどでダビング完了。
約12倍速ほどでダビング出来たことになります。

最高画質DRモードで録画したスパイダーマン2ですが、実際にはMPEG2の映像ビットレートが11~13Mbpsぐらいのようです。
当然、DVD-Videoの2倍程度の映像ビットレートなので、俳優の毛穴や髪1本1本区別つくほどの高解像度。
ただ、ブルーレイで発売されている映画は、映像ビットレートが24~28Mbpsを超える画質なので、そこまで高画質って事ではありませんが。

SDモードでも、画質の劣化はそれほど認められず、バラエティー番組やドキュメント番組であれば充分なんかじゃないと思います。

その他の機能

ブルーレイに記録したり、ハイビジョンビデオカメラとの連携だけでなく、番組検索や録画予約も秀逸です。
詳しくは、番組予約 番組検索をご覧ください。

 

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