BS/CSアンテナの引き込み サッシ用すきまケーブル

BSやCS、そして地デジ用のアンテナをベランダに設置した時にサッシから室内にケーブルを引き込むための隙間接続ケーブルを購入してみました。雨戸やサッシを閉めることができます。

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BS/CSアンテナの引き込み サッシ用すきまケーブル

Last update 2012/06/09 17:54

 

 

 

自分で設置したBS/CSアンテナ自分でベランダにBS/CSアンテナを取り付けたのはいいんですけれど、室内への引き込みが・・・・

窓から引き込んでいるこのようにサッシから引き込んだために、窓が完全に閉められず常に1センチほど開いた状態でした。
鍵も閉めれないので防犯上よろしくないし、すき間から外気が入ってくるので冬は寒いし、夏は暑い・・・と、さすがに何とかしなければと考え、特別な工事をしなくてもサッシから引きこむことが出来るサッシ用すき間配線接続ケーブルを購入しました。
私が購入したタイプは、隙間サッシケーブル50cm極細型(防水キャップ付属)でゴム状の皮で覆われたケーブルなのですが、もっと薄いYAGI すきま配線ケーブル片側直付-片側直付 SCA-05-Bのほうがよかったかな。なんて思いました。
これについては後半に説明します。
すきまケーブルの設置はものすごく簡単なんですけれど、はじめての人はやり方がわからないかもしれないので、動画と画像で詳しく説明したいと思います。
私も専門家でないのとビデオカメラのファインダー越しで作業をしたので、手つきは不器用でしたが・・・。

アンテナケーブルの引き込み方法

私が購入したのはこの隙間サッシケーブル50cm極細型(防水キャップ付属)
でも若干厚みがあって窓によっては強引に閉めないとクレセント錠を閉められないかもしれないので、注意が必要です。

用意するもの

工具工具は

  • ニッパもしくはペンチ
  • カッター
  • ガムテープもしくはビニールテープ

があればOK。
ラジオペンチがあるとさらに便利かもしれません。
ペンチを使う場合は、このペンチのように刃があるタイプを用意してください。
ケーブルの皮をむく時に必要になってきます。
もちろんカッターやハサミでも代用できます。

テープは今回はなかったのでガムテープを使用しましたが、出来ればビニールテープのほうがいいですね。

製品によっては接栓(せっせん)が用意されていなかったりするので、別途購入しておく必要があります。
私の購入したすきまケーブルも用意されていなかったので、アンテナ接栓 4C用 F型接栓を購入。
ケーブルは、4Cや5Cというようにいくつか種類があるので注意が必要です。

ケーブルの種類

4C3C
ケーブルの違いなんですが、たいていは4Cと呼ばれるケーブルです。
3Cは、3m以下の短いケーブルに。
一般的な4Cは10m以下。
10mから20mの長いケーブルは5C。
というように長く使用するケーブルほど数値が大きくなります。
数値が大きいほど経が大きく電波の損失が少なく、ケーブルを長くすることができますが一般的な家庭では10mほどあれば充分なので4Cが使われていると思います。

接栓はケーブルの太さに合わせて購入する必要があります。
ただ、ネジ側の部分は大きさが同じになります。

ケーブルの加工

適当な位置で切断では、さっそく隙間用接続ケーブルをつなげるようにケーブルを加工します。
ケーブルが窓に届くような位置をペンチかニッパで切断します。
あとで失敗してもいいようにある程度余裕を持って切断します。

防水キャップを先に通しておく注意点としては、室外側の(アンテナ側の)ケーブルにあらかじめ付属の防水キャップを通しておくこと!!
意外とこれ、忘れてしまうので注意してください。
なお、私が購入したすきまケーブルは防水キャップは1つしかついていませんでした。

先に止め金具を通しておくまた、止め金具も忘れずに先に通しておきます。

先端から1.5センチのあたりの皮に切れ込みを入れる先端から1.5センチから2センチぐらいの位置にカッターで皮膜に切れ込みを入れます。
このとき手を怪我しないように気をつけてください。
やりにくい場合はハサミでもかまいませんが、皮の下に隠れている網線を切断しないように注意します。

ペンチで皮だけ引っ張る切り込みを入れたらペンチの刃の部分で軽くはさみ、画像のように親指で押してやると皮だけスルッとむくことができます。

網線を反対側に折り返す皮の下の網線を反対側に折り返します。

広がらないようにテープで網線がばらばらにならないようにテープで端を止めておきます。

絶縁体をむく網線の下のアルミ箔と絶縁体(スポンジのような膜)もカッターで切れ込みを入れ、同じようにペンチでむきます。

接栓を差し込む接栓を差し込みます。
古いケーブルだと皮が硬くなってしまい、強く押し込まないと差し込めない場合があるので注意してください。
なお、網線が接栓に接していれば機能するので、奥まで差し込めない場合は、皮に切れ目を入れたり奥まで差し込まない状態でも大丈夫です。

ペンチで潰す止め金具
止め金具を接栓まで持ち上げ、ペンチでぎゅっと潰します。

隙間用ケーブルにつなげる

隙間用ケーブルにさす引き込み用のすきまケーブルにつなげます。
ケーブル同士はこのようにネジとナットで繋げるようになっています。

で、動画では紹介していませんが室内側のケーブルも同じように加工します。
室内側は防水キャップは必要ありません。

窓の端に設置私が購入したすきまケーブルは両面テープ付きの製品だったので、適当な場所にしっかり貼り付けます。

窓を閉めてみたサッシを閉めてみました。
きちんと閉まります!

雨戸を閉めたところ雨戸を閉めてみました。
うーん。いい感じかも。

室内から見たところ室内側から見たところ。
皮膜がゴムのような皮なのでちょっと厚みがあるかな・・・。

クレセント錠も閉めれた鍵(クレセント錠)も占めることができました。
が、ちょっと固い。(笑)
やっぱりYAGI すきま配線ケーブル片側直付-片側直付 SCA-05-Bのほうがよかったかな・・・。

もちろんばっちりBSもCSも映りました。
アンテナケーブルは、エアコンの穴から通すのが一般的なのかもしれませんが、私の部屋のは20年前の大きなエアコンなので一旦本体を外さないと通せません。
なので今回は窓から引きこむことにしました。
今まで2年ぐらい窓を開けっ放し状態でしたが、最近防犯の重要性に気が付きすきまケーブルを使ってみました。
アンテナの設置も専門家に頼まなくても自分で設置できるので、アンテナをベランダに設置したいと思っている人は、一緒にすきまケーブルを購入しておくといいかもしれません。

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