夜景 夜道のドライブ
Last update 2008/05/07 17:43
ものすごいスピードで走っているように見せるには
↑実際には80km/h程度で走って撮影しています。
ハイビジョンビデオカメラは、単にイベントや美しい景色を記録するだけではありません。
パソコンとの組み合わせで、それまで個人では不可能だった動画を簡単に作り出してくれます。
今回、その一例を紹介してみたいと思います。
幻想的な夜を写す
単に自動車にカメラを乗せて撮影しただけだと、単なる早送り映像にしかならないので、ちょっとアイデアを。
ソニーのハイビジョンビデオカメラは、「スローシャッター」という機能がついていて、標準では1秒間に30コマを撮影するのですが、この機能を使うとシャッター速度を遅くすることが出来ます。
[ 参照 ] 暗い場所での撮影
撮影する前に、
「メニュー」→「ピクチャーアプリ」→「デジタルエフェクト」→「スローシャッター」
を選択し、一番遅い速度4を選択しておきます。
こうすることによって、暗い夜道でも明るく、そしてノイズが少ない映像になります。
また素早く動く発光体は、光のラインを作ることが出来るようになります。
ただし、等倍速で再生させるとシャッタースピードが遅い分、カクカクした映像になります。
そこで6倍速で再生させると、上の例のような幻想的な映像になるのです。
時速300キロ
市街地では時速40キロ。
国道では時速50キロで走っていたので、実際には240~300キロの速度で移動した車と同じ風景に見えているはずです。
動画をクリックすると、720ピクセルサイズの高画質版で再生させることが出来ます。
※ 人によっては乗り物酔いを起こすかもしれないので注意してください。
パソコンで編集する
さて、無事に夜道のドライブを撮影できたら、パソコンに転送させます。
VideoStudioでは、動画を1/10の速度から10倍の早まわしで再生するような動画も作成することが出来ます。
早送りで再生させたい部分をマウスでクリックしたら、

「再生速度」をクリックします。

6倍で再生させたような映像を作る場合は、600と入力します。
逆にスローモーション映像にする場合は、100以下の数値を入力します。
あとはファイルとして出力すれば、上のような動画を作成することが出来ます。
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