遊星からの物体X
Last update 2010/07/16 16:09
私の大好きな映画のひとつ、遊星からの物体X [Blu-ray]
がブルーレイ化されていたので観てみました。
当サイトでは、映画そのものの感想や批判がメインではなく、ブルーレイの画質をメインにレビューしていこうと思います。
観賞用のモニターは、24インチの液晶でパソコン用です。
遊星からの物体Xは、1982年に公開されたSF映画で、あまりにショッキングなエイリアンの姿と南極観測所という逃げられない空間に、人そっくりに化けることができるエイリアンの特製がウケて、今でもこの映画を絶賛する人は多いようです。
私の記憶では、水野春男さんが好きな(?)映画のベスト3に入れていたのをテレビで語っていました。
私がこの映画をはじめた観たのは、高校1年のテレビ放送の時であまりの怖さに見終わったあとに自分の部屋に戻れなくなったのを覚えています。
このころはCGを使った映画はほとんど皆無で、ジェラシックパークやターミネーター2のようなCG映画が登場するには10年の年月が必要でした。
ブルーレイでの高画質化
さて、現在遊星からの物体Xを見ながらこの記事を書いているんですけれど、びっくりするほど高画質です。(笑)
まず、私はこの映画をもう何度も何度も観てきたつもりですが、今回キャストの顔の髭の一本一本までくっきりと再現されているせいか、DVD版と違った顔に見えます。w
それぐらい高画質です。
高画質なんですけれど、写っている南極基地の椅子や壁、そして機器自体が昭和時代の物なので、初めてこの映画をブルーレイで鑑賞した人は、高画質なのだけれど古くささ(?)を感じるかもしれません。
とはいえ、ヘリコプターが南極基地のまわりを旋回するシーンや凍り付いた基地内部のシーンはまるで最近の映画のシーンに見間違えるほどです。
で、肝心なアレなんですけれど、くっきり過ぎ。
くっきり過ぎて逆に作り物ってわかってしまうほど・・・かもしれません。
ちょっとプラスチックっぽさがあるというか・・・
あと、こんな風になっていたんだ・・・という新しい発見も。
そうそう、中盤、墜落した宇宙船が映し出されるシーンがあるんですけれど、実はイラストだったんですね。(笑)
あまりに高画質すぎて、そういった仕掛け(?)もわかってしまいました。
ここが残念
私が洋物の映画を観る時は、日本語吹き替えにするんですけれど、残念ながらこのブルーレイ版は日本語吹き替えが入っていません。
容量は約28GBほど。
片面2層のブルーレイなのですが、もう少しおまけが付属していてもよかったかな。と思います。
当時としては最高峰のSFX技術なわけで、それらのメイキングやエピソードをもっと収録していたらファンとしては最高だったんですけれど。
総論
私のように遊星からの物体Xの昔からのファンであれば、購入して損はないでしょう。
何度も観てストーリーを知っている私でも、充分楽しめました。
また、この映画を観たことがないという人は、かなりグロテスクなシーンがあり、いまだにこのグロテスクさを超える映画はないんじゃないか。ぐらいのショッキングさがあるので、視聴するには注意する必要があるかもしれません。
ストーリーや見せ方自体も映画としては最高峰レベルなんじゃないかと思えるこの作品。
どうせ観るならば遊星からの物体X [Blu-ray]ブルーレイ版を。
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